290. Re: ガセではありません 8トラ  2001/07/30 (月) 12:00
> 『渚ゆう子ベストアルバム』について〜
MKさん有り難うございました。
そう言うことだったのですか。本当に謎が解けました。
「暗い雨のブルース」については、実家に眠っていたテープを
確認したところ収録されていました。こんなに貴重な曲とは知
らず当時はアッサりと聴いていましたが、今回は10年ぶりに
ちょっとドキドキしながら聴きました。
確かに「雨の日のブルース」の姉妹曲という感じですが、編曲
が高田弘との事で「青いリンゴ」「悲しみの日曜日」とよく似
た雰囲気でした。しばらく耳に付いて離れません・・・
ところでこのアルバムのB面の選曲ホント訳わかりません。
渚ゆう子の「ひなげしの花」コワイ・・・です。


289. 「哀愁のオリエント急行」は共作。 TA_TE  2001/07/30 (月) 04:35
こんにちは。

書籍「アイドルPOPS80-90」(松坂・ジャズ批評社/1991)によると「哀愁のオリエント急行」のつちやかおり盤とLOGIC SYSTEM盤は共作という言い方をしています。

レコード会社も同じ東芝EMI。

また、つちやかおり盤ではLOGIC SYSTEMの松武秀樹さんがSynthesizer Programerとしてレコーディングに参加しております。

LOGIC SYSTEMのアルバム「東方快車―ORIENT EXPRESS」は「哀愁のオリエント急行」をフィーチャーしたコンセプトアルバムです。

それに、LOGIC SYSTEM盤のシングル・ジャケットには“「哀愁のオリエント急行」はマツダルーチェCMソングとして使用されています。”というクレジットが…。

つまり、LOGIC SYSTEM盤がリリースされた時にはすでにCMがオンエアされていたことになります。
このCMが果たして、どちらのバージョンだったのか、思い出せないのですが、以上のことから察すると、これは広告代理店、そのクライアント、レコード会社、音楽出版社が共同で仕掛けたひとつの戦略ですね。
全部、ひとつの輪の中での作業のようにみえます。

そう考えると、前述の「アイドルPOPS80-90」における“共作”という言い方は決して“競作”の間違いではなく、やはり“共作”という言い方がふさわしいような気がします。


288. ほとんど“チャット”状態? ぽめ  2001/07/29 (日) 03:20
なんか、このところ、ほとんど“チャット”状態?ですね。
みなさんの“熱さ”がひしひし伝わってきます。

はるやさん(Re:267A)、LOGIC SYSTEMの「哀愁のオリエント急行」、
確かに82年5月のようですね。私はEPそのものは持っていませんが、
「宣伝用見本盤」とある白レーベルLP『New Music Best Singles』に
「MAY.1982」(但しこのLPの配布日?)と打たれていて、ジャケ裏には
「ETP-17349」とEPのレコード番号も記されています。この番号は
同年6月1日発売の原日出子「青いラプソディー」の2番後でした。
つちやかおりEPは82年9月ですから、LOGIC SYSTEMのほうがEPとして
先に発売されたのは明らかです(今まで気付きませんでしたが…)。
ただ、LOGIC SYSTEMには歌詞がない(松武秀樹氏による打込みInst.)
ので、カヴァーとは扱わないほうがよいのではないでしょうか。
リメイクの一種であることは間違いありませんが…。
つちやかおりby筒美京平が2曲ともカヴァー扱いではちょっと淋しい
(もう1曲は「約束」←原日出子)という個人的感傷もありますが。
面白いことに、書籍『筒美京平の世界』では、LOGIC SYSTEMのほうを
EPには触れずに同年10月発売のLP『ORIENT EXPRESS』として掲載して
います。単に見落としたのだと思いますが、そうするとカヴァーのみ
それもInst.の非シングルと認識した上で掲載したことになりますね。

MKさん(Re:285)、渚ゆう子に関する追記、有難うございます。
>それぞれ、坂本スミ子『京都木屋町情話』(『女という名の汽車』
>のB面)、池田桃子『恋の笹舟 流れてそして』(『愛の悩み』の
>B面)の改題カヴァーです。(#280)
も未聴のため存じませんでした。重ね重ね感謝致します。

ホーヘンさん(Re:287)、MIOの「風のノー・リプライ」も初耳でした!
アニメ「ドラグナー/エルガイム」関連では、鮎川麻弥自身による
「夢色チェイサー」「風のノー・リプライ」「傷ついたジェラシー」
のそれぞれ別バージョンや、吉田古奈美という人(声優さん?)の
「エルガイム−Time for L-GAIM」なんてのもあります。 ぽめ


287. 風のノー・リプライ ホーヘン  2001/07/29 (日) 01:36
おつかれさまです。

なんか書き込み多くて良いですねえ。
ぽめさんの勝野○子さんに関するものは、ほんとに同感です。
「月刊歌謡曲」だったかな、勝野さんのインタビューが掲載されてて
(ちょっと前の号ですけど)、「オリジナルは生まれる前の事なので、聞いた事がない」と平気で答えていて、なんだかなあと思いました。
なつメロの番組はいっぱいあるし、ラジオでも何でも聞く機会はあると思うんですが。もっと、過去の宝の山に目を向けてほしいですよね。

街でよく2人組がギター弾きながら歌ってますが、これが死ぬほどつまんないんです。視野が狭いというか、守備がザルというか、いろいろなものを聞いて、ルーツをたどって勉強しろといいたくなります。
特に京平さんのものを聞け、それがすべての歌のルーツなのだと。
「幻魔大戦」の主人公、東丈は言っていました「後のものが先になる」と。オリジナルを京平さんがいただいたのではなく、京平さんが書いたために「元ネタもなかなかいいじゃん」となるのです。どれが先だったかなんて議論は意味をなしません。言うまでもなく京平さんが全宇宙初なのです。すみません、ちょっと寝言言ってみました。(でも本気。)

「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション2」というアルバムに
MIOさんバージョンの「風のノー・リプライ」が収録されていました。
うまいんですが、彼女にはやっぱりパワフルでかっこいいのもののほうが似合うなあと思いました。京平さんのじゃないけど、「聖戦士ダンバイン」の主題歌「ダンバインとぶ」はむちゃくちゃかっこいいです。
作曲は網倉一也さんです。この方についてはいろいろ書きたいんですが、またの機会に。
長くなりました、おやすみなさい。


286. 目が離せません はるや  2001/07/27 (金) 21:41
ほんの二、三日でこんなに書き込みが増えているなんて!本当にこの掲示板はマメにチェックしないといけませんね。
ホーヘンさん、「ヒーローに逢いたくて」の件、ありがとうございます。ちなみに、SONYのカタログによるとドラマのサントラ盤では2曲ともEVEヴァージョンで収録されているようですね。両方とも聴いてみたいです。
「暗い雨のブルース」の謎も解けましたね。「未来のドア」は初耳でした。両方とも探し出したいと思います。


285. ガセではありません MK  2001/07/27 (金) 21:03
『渚ゆう子ベストアルバム』について補足します。1973年8月5日発売。タイメックスの時計が当るというキャンペーンで、ポスターがついている、スターLPポスターパックプレゼントセールのシリーズのうちの1タイトルです。奥村チヨ『ひき潮』、岡崎友紀『アルバム6』小川知子『アルバム10』フィーフィーの『恋の十字路』なんかも同じシリーズのLPです。『ベストアルバム』なんていういい加減なタイトルがついてますが、れっきとしたレギュラーアルバムです。A面のシングル曲『東京に三日 田舎に四日』『何処へ』『風の日のバラード』の他は、カップリングの曲ですが、唯一のオリジナルが『暗い雨のブルース』という訳です。ちなみにB面は、カヴァーで、『折鶴』『ひなげしの花』『若草の髪かざり』『耳をすましてごらん』『別れの朝』などわけのわからない選曲のアルバムとなっています。CD化された『京都・神戸・銀座』も『京おんな』収録で、アレンジは他の2曲ともに高田弘です。


284. Re: ご盛況をお慶び申し上げます TA_TE  2001/07/27 (金) 05:59
こんにちは。

そうですね、気がつきませんでした。
タイトル「オリジナルを唄う」をつい信じてしまい、考えもしませんでした。
たしかに水沢美也さんのシングルAB面ですね。
私も未入手で聴いていませんけど、AB面とも同じタイトルではどう考えたって同じ曲。
どうも近藤進さんのアレンジってめずらしいなあ、と思ってはいたんですけど、そういうことだったのですね。

書籍『筒美京平の世界』等のリストについては、シングルB面のみのカヴァーは基本的にははずしているみたいですけど、中にはA面候補として制作されていながら、なんらかの理由でB面にまわされた曲もあるわけです。
京平さんは昔よく云ってました、「シングルは尖ってなきゃ」と。
シングルの方が面白いとも。
そんな、ヒットを意識して制作されていながらB面で眠っているカヴァー。
リストもれのカヴァー。
これが結構ありそうなんですね。
出来不出来は聴いた人が判断することなので置いておくとしても情熱だけは伝わってきます。
中古屋さんまわりも油断できません。

『あっぱれさんま大先生 キャンパスソング集』は例の小林亜星さんと服部克久さんの盗作騒ぎになった問題のCDですね。
「未来のドア」は完全にかげにかくれたといった感じで残念です。
このCDがリリースされたとき、番組でも子供たちがうたっていたのを覚えています。

ところで、「暗い雨のブルース」の謎ですが解明されて感激モノですね。
私はさっそく、感動にするべく中古屋さんに走ります!

それでは。


283. ご盛況をお慶び申し上げます ぽめ  2001/07/27 (金) 03:52
うわっ!僅か数日見に来なかったうちにこんなに番号が進んでいる…
たつぼーさん、ご盛況を心からお慶び申し上げます。

TA_TEさん(Re:269)、『失恋/日吉ミミ オリジナルを唄う』は、
SJX-87という番号から72年5〜6月の発売です。確かに、全編演歌!
という感じのアレンジですね。ただ、私は水沢美也のオリジナルを
聴いたことはないのですけれど…。いずれにせよ、このアルバムの
タイトル「オリジナルを唄う」の部分は“偽りあり”ですよね。

書籍『筒美京平の世界』やCD BOX『HITSTORY』のリストは、
一見したところ“カヴァーのみの非シングル盤は扱わない”かの
ようですが、近藤千鶴のCDのように掲載されているものもあり、
やや不統一の感はありますね。

ホーヘンさん(Re:274)、清水義範→筒美京平論は斬新でした!
私も清水義範の作品は殆ど書籍化初版(初出の雑誌ではなく)で
愛読しておりますが、今まで考えてもみませんでした。

MKさん(Re:280)、有難うございます。
本当にみなさんの情報収集能力には絶句してしまいます。

NOBさん(Re:281)、私は「リアルタイム・プレーヤー」を
ダウンロードに時間がかかるため入れていないのですが、
「なぜか心地よく聞こえます」というお言葉を信じることにします。
実は、勝野○子みたいなシロモノだったら\1,000でも腹が立つので、
買おうかどうしようかちょっと迷っていたのです。

ところで、新たな話題をひとつ。
「未来のドア」(作詞:天野滋/編曲:見岳章)という曲も
上記リストから脱落しているようです。92年12月発売のCD
『あっぱれさんま大先生 キャンパスソング集』(PCCA-00420)に
収録されています。番組のほうは私、見たことがありませんけれど…

それでは、また。 ぽめ


282. お願い致します  吉野屋  2001/07/26 (木) 23:53
こちらの掲示板をご利用の皆さんにお願いが有ります。
筒美京平さんのウルトラ ベスト トラックスのCDを探しています。
【コロムビア】 COCA-14810
【東芝EMI】 TOCT-10184 、 TOCT-10187 以上の3枚です。
メーカーに問い合わせても、メーカーには在庫が無いと言われ、
店頭在庫のみ、と言われてしまいました。
色々と探したのですが、どーしても見付からないのです。
地域は問いませんので、売っている お店などを
ご存知の方、是非お知らせ下さい。
よろしくお願い致します。


281. 聴けたよ。 NOB  2001/07/26 (木) 23:42
「リアル・プレーヤー」が入っていれば聴けると思いますけど。
私のポンコツPCでも聴けましたから。

今時珍しい音程の不安定な歌唱がなぜか心地よく聞こえます。
ボリウム一杯に歌い上げる最近の女性ボーカルに食傷しているのは
私だけでしょうか?


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